結論|全て請求通り払う必要はない
結論から言います。
原状回復費は「請求=確定金額」ではありません。
特に以下のケースでは、
支払わなくていい/減額できる可能性が高いです。
原状回復の大前提
原状回復とは、
「故意・過失による損耗」のみ負担
経年劣化・通常使用は
借主負担ではありません。
払わなくていい具体例7選
① 壁紙の日焼け
- 南向き部屋
- 家具の裏の色差
👉 経年劣化
👉 借主負担ではない
② 冷蔵庫裏の黒ずみ
👉 電気焼け
👉 通常使用の範囲
③ 画鋲・ピン穴
👉 国交省ガイドライン上、
軽微な穴は通常使用扱い
④ フローリングの色褪せ
👉 紫外線による変色
👉 負担対象外
⑤ エアコン内部洗浄
👉 基本はオーナー負担
(特約がない限り)
⑥ ハウスクリーニング一式(敷金ありの場合)
👉 特約が曖昧なら争点になる
⑦ 耐用年数超え設備の全額請求
例えば
- 6年超えクロス
- 10年超え設備
👉 減価償却が必要
👉 全額請求は不当
管理会社の本音
はっきり言います。
すべてを「ぼったくる」わけではありません。
ただし、
言われなければそのまま通る
のも事実です。
現場では
- 交渉する人 → 減額
- 何も言わない人 → そのまま
この差が出ます。
実際によくあるケース
ケース①:10万円請求 → 3万円減額
ガイドライン提示+冷静対応
ケース②:感情的交渉 → 悪化
「詐欺だろ!」系は逆効果
減額交渉のライン3つ
① ガイドラインを根拠にする
② 写真を残しておく
③ 感情的にならない
よくある勘違い
❌「全部払わなくていい」
→ 過失は負担
❌「払わないと裁判」
→ すぐにはならない
❌「敷金あるから大丈夫」
→ 超過請求は普通にある
それでも不安な人へ
迷ったら、
- 消費生活センター
- 無料法律相談
- 不動産ADR
第三者を入れると冷静になります。
原状回復費で揉めたときに必ず確認すべき3点
感情的になる前に、必ず以下を確認してください。
① 契約書
特約に
- ハウスクリーニング費用
- クロス全面張替え
- エアコン清掃
などが明記されていないか確認します。
特約が明確で、説明を受けていれば有効になる可能性があります。
② 重要事項説明書
契約前に説明された内容と一致しているか。
説明と異なる請求は、交渉材料になります。
③ 紛争防止条例(地域による)
東京都などでは
退去時の負担区分を明示するルールがあります。
説明義務が守られていなければ、争点になります。
無視は一番よくない
はっきり言います。
原状回復費の請求を無視するのが一番不利です。
放置すると、段階的に進みます。
- 電話連絡
- 緊急連絡先への連絡
- 勤務先への確認
- 引っ越し先への訪問
- 少額訴訟
- 支払督促
ここまで行くと、
精神的にも時間的にも大きな負担になります。
管理会社の本音
すべてを回収したいわけではありません。
しかし、
支払う意思があるかどうか
ここを一番見ています。
- 一部でも支払う姿勢
- 分割相談
- 冷静な交渉
これがあれば、
減額や分割に応じるケースは実際にあります。
結論
原状回復費は
- 全額拒否するものでも
- 言われたまま払うものでもない
「確認 → 根拠提示 → 冷静交渉」
これが現実的な解決ルートです。
無視だけは、絶対に避けてください。
内部リンク(必ず入れる)
- 貸主変更書面を戻さないとどうなる?
- 管理会社が突然訪問する理由
- 家賃は何日で督促される?





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